汚泥の処分には費用がかかるため、乾燥させて再利用することで費用削減につながります。
当社ではISSD(投入式汚泥撹拌乾燥)システムを開発し、汚泥を効率的に処理しています。
ISSDシステムの特徴
1. 減容化
乾燥による減容率(例:50%)
2. 臭気低減
投入直後より得られる臭気低減効果
3. 粒状化
粒状化による乾燥を促進
4. 省エネルギー
自然乾燥によりCO2削減
乾燥品製造の流れ
1. 汚泥の投入
撹拌機内に乾燥促進核材を充填しておき、そこに定量の汚泥を投入します。
2. 撹拌・乾燥
約24時間、連続撹拌することで、汚泥投入の翌日には含水率が低下し、再投入が可能になります。
3. 乾燥品の完成
生成された乾燥品は、定期的に引抜を行います。生成品は、乾燥促進核材としての再利用、燃料や助燃材、セメント原燃料の水分調整剤としての利用も可能です。
設備仕様
型式 | 汚泥処理量 [kg/日] | 外形寸法[mm] 幅×奥行×高さ | 電動機[kw] 3相200V |
OKM-26 | 30~60 | 1,864×860×1,150 | 1.5 |
OKM-50 | 60~80 | 1,960×1,000×1,320 | 2.2 |
OKM-70 | 80~120 | 2,570×1,000×1,320 | 2.2 |
OKM-100 | 140~200 | 3,863×1,200×1,630 | 3.7 |
OKM-120 | 200~250 | 3,863×1,300×1,700 | 5.5 |
OKM-150 | 250~300 | 3,863×1,600×1,930 | 7.5 |
OKM-160 | 300~360 | 3,906×1,800×2,100 | 11 |
OKM-170 | 360~450 | 4,356×1,800×2,100 | 11 |
OKM-180 | 450~550 | 4,356×1,900×2,040 | 11 |
OKM-200 | 550~700 | 4,110×2,300×2,450 | 15 |
OKM-220 | 700~800 | 4,410×2,300×2,450 | 15 |